クリニックで事務長・マネージャーの採用が難しい理由①

 

 

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クリニック・歯科医院が一定以上の規模になると、多くの院長先生は、事務長・マネージャーの存在を切望するようになります。スタッフ数も増えてきて、自分だけでマネジメントしていくことに限界を感じるためです。

 

どの程度の人材を期待するかにもよりますが、ほとんどの院長先生は、事務長・マネージャーという立場の人は「一般的に優秀と言われるであろう人材」を求めます。

 

その立場の人を、既存スタッフの中から任命するのか、外から求人するのか、それは院長先生の方針次第です。私の感覚からすると、既存スタッフから任命でき、しっかり機能しているクリニック・歯科医院は、かなり恵まれている状況に思います。

 

ほとんどの場合、外から求人しているというのが現実です。

優秀な人材を求める場合、業界内というよりは一般企業経験者を採用する傾向があります。なぜなら院長先生の本音として、「ゆくゆくは、クリニックの経営全般についても関わっていってほしい」と考えるためです。

 

そして、なかなかうまくいかないんです、これが。

理由として考えられることを、2回に分けてお話したいと思います。

 

かく言う私も以前、年商14億円規模の医療法人で、統括事務長をしていた経験があります。「統括」というのは、その時点で私以外に「事務長」と呼ばれている人が2人いました。クリニックを複数持っている法人でしたので、各「事務長」が担当するクリニックを持ち、それを統括するというのが私の立場でした。

 

※ ちなみにこの複数事務長の組織体系は、この2名の退職後に取りやめ、事務長一人で全クリニックを統括する仕組みを作りました。これについても後日、ブログでUPします。

 

実はこの「事務長」のうち1人(A氏、とします)は私が入職するまで、私が担っていた「統括事務長」を担当していました(一番多い時で、A氏以外に事務長が4名いたそうです。)。その後私が入職すると同時に、A氏は「統括」を解かれ、私がその職について間もなく退職していきました。

 

元「統括事務長」であるA氏は、この医療法人に入職する前は、中堅規模のコンサル会社で経営コンサルをしていたそうです。その立派なご経歴を評価し、「統括事務長」に任命されたわけです。しかし、その期待が大きく裏切られたことは、新人の私に「統括」の立場を譲ることになった経緯を見れば、お分かりいただけるかと思います。

 

ちなみに他の元「事務長」達も同様で、院長の期待を大きく裏切って退職していきました。彼らも一般企業でマネージャー経験、管理部長の経験など立派なご経歴をお持ちの方々だったそうです。

 

※ 決して彼らを社会人として全否定するつもりはありません。クリニックの「事務長」に向いていなかったというだけと考えます。

 

「事務長」と聞くと偉い人のように聞こえますが、クリニック・歯科医院においては収益を生み出せない非生産部門です。院長先生の期待を裏切る時点で、その「事務長」は一気にお荷物と化します。

「今日、彼には何やらせよう?」

こんなことを院長先生が考えるのは、本当に時間の無駄です。

 

なぜこんなことになってしまうのか?

 

なぜ何回も事務長を採用して、何回も間違いを繰り返してしまったのか?

 

「一般企業での経験」

クリニック・歯科医院で活かせる可能性は、十二分にあります。

しかし、その採用戦略を誤ると、私のかつていた医療法人のような過ちを犯すということです。

 

ここまでの話はほとんど前置きです。

次回、本論に入ります。